奉納絵祉　景五龍(keilon)

ブログへのご訪問ありがとうございます。

今日は、ことし4/30から逆行していた冥王星が

順行になります。

こういう切り替わりのとき、

心身ともにバランスを整える働きが起こりやすく

最近、眠いというかたが多いのも

そういう影響があると思われます。

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今日から、5日連続で　

「人は、なぜマンダラに魅了されるのか」
というお話を書いて行きます。

 

その始まりは、「曼荼羅」についてです。

 

マンダラアートを描き始めて、

曼荼羅について、本を読んで来ました。 
 
 
そもそも、マンダラアートを描いてみようと思ったのが

近くの真言宗のお寺のご住職が

｢曼荼羅は宇宙です｣

と、おっしゃったことからでした。　
 
 

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マンダラアートを描きながらも

曼荼羅について理解したいと学びを続けました。

いろんな方のお考えや理解で納得行った解釈を

取り入れています。
ここからは、広島(嚴島)にある真言宗・大聖院の吉田座主(ざす)の　

「曼荼羅」という講義を受ける機会を得て理解した内容です。

　

一般に「曼荼羅」とは、

仏の世界を表しています。　　

 

・胎蔵界曼荼羅　

・金剛界曼荼羅　

 

大きく分けて、この二種類があります。　

 

ネットで検索すると、

難しい言葉で説明してありますが、

吉田座主の曼荼羅の講義では、分かりやすく説明して戴きました。　

 

「胎蔵界曼荼羅」
中心に”宇宙の中心である”大日如来がいらっしゃり、

その周りには、仏様の位の高い順に並ばれている…ということ。　

 

これは、「仏の世界にも階級があることを示しています」

と、伺いました。　

 

「金剛界曼荼羅」
仏様の世界の役割分担が記されています。　

薬師如来は、医療担当、

文殊菩薩は、知恵の担当、

というように、

仏さまも、万能ではなく

みんなでひとつの世界を作り　

それぞれの出来ることで、役に立っている。

 

そんな仏様の世界が、二次元で記されているのが曼荼羅です。　
 

曼荼羅は、空海が中国から持って帰ったと言われています。　

空海は、

｢密教は奥深く、文章では表し尽くすことができないので、理解できない者たちに絵で示そう｣

と考え、曼荼羅を重要視したのでした。 

さらに、

それでもまだ密教を理解することが難しいと感じる人のために

効果的な方法を模索してたどり着いたのが、

2D（平面）の曼荼羅図を3D（立体）にするという

「立体曼荼羅」として知られる仏像群を

京都の東寺に作ったとされています。

空海は、宇宙という概念(全体性)を理解していたからこそ

３Ｄという高次元の考え方が出来たのでしょうね。

 

また、

生命誌研究者、JT生命誌研究館名誉館長、理学博士である

中村 桂子さんの記事に立体曼荼羅をこのように表現してありました。  

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曼茶羅という表現には、

(仏教の)わかりにくい概念をどう伝えるかという問いに対する

答えがあるように思います。

数ある曼荼羅の中でも、

東寺の立体曼荼羅は

仏教の世界観がひと目でわかるようになっていて、

しかも胸に迫る力があります。

中心におわす大日如来をゲノム(遺伝情報)に見立てると、

そのまわりの仏様は、

生命構造や生物相互の関係性に当てはまります。

弘法大師が曼荼羅で伝えたかったのは、

全体を考えることの大切さだったのではないでしょうか。

そのためには視覚化することが一番です。それも美しく、わかりやすく･･･。 

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マンダラアートを描くことは、

自分の内なる宇宙を描くというわたしの理解です。  

 
ということは、 

わたしという存在の全体性を、美しく、わかりやすく視覚化している 

と、言えますね。

ここからは、

わたし自身が『魂の構造』という講座(Liminaさんの講座)に出会い

理解している内容です。 

※Luminaさんは、占星術や霊的世界を教えてくれる師でありお仕事のメンターです。

仏様の世界とは、

自分自身の魂の一部です。

 

わたしたちがいるこの世界は、

自我と呼ばれていますが

 

仏様のいらっしゃる世界は、高我に在ります。　

自我や高我は、

いろんな意識(エネルギー体)によって

構成されています。

 

自我と高我、両方で魂。

両方で、”わたし”です。

 

それゆえ、

曼荼羅という仏様の世界を見ることは、

魂のことなので、

 

懐かしくもあり

何かを知りたい(思い出したい)と、引き込まれますし、　

優しい氣もちになるのですね。 

Liminaさんは、高野山の曼荼羅という講義を受講されています。 

その時、

宿曜術とマンダラ、ホロスコープの関連の説明もあったそうです。　 
 
曼荼羅はホロスコープと同じと習われたそうです。

 
 
また、Luminaさんは、学びの中で　

このように書いてある本に出会われます。

 

『マンダラは秩序の、そして心の統合と全体性の原型であり

患者がみずから治癒しようと

ほとんど無意識的にこころみるときに出現する。

したがって、マンダラは、

象徴という手段をとおして、

崩壊していた秩序を再統合し、

 

その結果

患者と社会が和解していくための

きわめて有効な方途になりうると。』

※アメリカのフロリダにある精神疾患の病院ではマンダラ塗り絵が使われています。

 

再統合へ向かうということ。

この本を読まれたのは

Liminaさんが、

円の絵を描いていた時期だったそうです。

わたしも今春、たくさん円を描いた時期でした(笑)

『マンダラは、こころのふるさとのようなもの。

集合意識といってもいいでしょう。

私は、次元意識でもあると解釈しています。』 

と、Luminaさんから学びました。

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この言葉を改めて拝見して　

わたしが集合意識にアクセスしやすくなったのは、　

マンダラアートを描くようになってからだと分かりました。

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曼荼羅というもの。　

なんとなく分かっていただけましたでしょうか。　
 
 
次のメールマガジンでは、 

マンダラアートを描くことで得られる

『リラクゼーションと自己受容』

についてお伝えして行きます。