奉納絵祉　景五龍(keilon)

ご訪問ありがとうございます。

今日は、3月11日
2011年のこの日　14時46分に東日本大震災が起きました。

災害に関係して亡くなられたかたに

謹んで哀悼の誠を捧げます。

さて、本日のおはなしは、
　

『前進する尊さ』  

前回のメルマガでもお伝えしましたように

”自分の人生に責任を持った状態”で

行動するまでには 

自己肯定感を高める必要があります。

自己肯定感が低いままでは、

他者をうらやんだり、他人に腹を立てたり・・・

ひとまとめにして言うと”人のせい”にします。

変わろうとしないので、行動に移せないのですね。

今日は、自己肯定感を高めて行った先の行動のおはなしです。

二元性の世界を生きているわたしたち

世界のカオスとも呼べる情報がメディアに載る毎日。

あるかたの言葉では、
『二元性の世界の最終分離』だと表現されていました。

今年に入り、作品を描くたびに

分離を超えて

調和をもたらすエネルギーを込める作業が続いていて

こういう部分は、
わたしの天のチャート(龍頭図)の太陽・天秤座と月の魚座が、
愛と平和へと意識を誘っている氣がしています。

先日、魚座意識のことを描きました。

魚座のエネルギー”どちらでもいい”

これは、行動を精一杯行ったあとの心情です。

天秤座の神話　アストレイアの話

天秤座の象徴である神話。

調和を大切に思う氣持ちで
女神アストレイアの話をします。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

争いの多い人間を見て
愛想をつかした神々は天へと還る。

アストレイアだけは、
地上に残り、人間の世界から争いをなくそうとしました。

しかし、ついにアストレイアもこの世界に
調和の象徴である”天秤”を置いて
天に還ります。

アストレイアも、愛想をつかしたのでしょうか。

いいえ・・・

アストレイアは、人間が平和になることを信じて
天秤を置いて去ったのです。

今は、平和にならないかもしれない。

でも、いつか、それに氣が付いてくれたら・・・。

“人は変えられないので、

自分を変える”

とは、よく聴きますが

他者のことは神々でもコントロールできなかった。

だから精一杯やりきったアストレイアは、

ジャッジするという意識は解放させ、

行く先は、人間に任せたのです。

反対のエネルギーは、統合の可能性がある

天秤座の前の星座　乙女座は、

現在、わたしたちが体験中の魚座の対極です。

乙女座のエネルギーは、

細かいことに気が付くというプラスの面があります。

この側面が行きすぎると相手を非難しがち(他人のせい)になります。

そして、反対のエネルギーの魚座は、

犠牲的になりやすい。

その面が出ると

魚座の”どちらでもいい”というエネルギーは、

現実逃避になる。

他人任せではなく

自分で責任を持った状態(成熟した乙女座)で

”どちらでもいい”という意識になったときが

魚座の成熟した姿であり、統合だとわたしは思っています。

関係性を全く切るわけではない、

”信じる”　”つながり続ける”と言った感覚。

 

次の星座の”天秤座”(対極は牡羊座)の象徴

アストレイアの手放した天秤の真の意味が理解できたときは、

究極の赦しのときなんだと思います。

わたし自身のことになりますが、

１月の母親との女性性の課題を通過して

2月から3月にかけて家族間で

モヤモヤしていてカオスでした。

何を赦すのか、何を手放すのか・・・

これには、ある一定のコミュニケーションが必要でした。

コミュニケーション(表現)することには

”怖れ”が伴います。

こちらが、自分を全て出して、思いを伝えても

相手に表現する勇氣が無ければ、

前には進みません。

コミュニケーションが滞っている時間が過ぎたあるとき、

『考えてないわけではない。ただ考えることが　辛かった』

と、家族Ａが伝えてくれました。

この言葉が、本人の中にある”怖れ”を表現していました。

そのタイミングで

たったひとつのポイントだけ考えてくれるよう話しました。

それから、家族Ａに任せたのです。

これが神話で言う、アストレイアの置いた”天秤”だと感じています。

そこから２日後

家族Ａは、自身の取るべき行動を見出し　前に進み始めました。

他の家族が見ても、

家族Aが『変わった』とわたしに伝えてきましたので

わたしも家族Ａとの間に何があったのか話しました。

そして、

『それを伝えるまでに、わたしも犠牲的だった。

今、やっと伝えることが出来るようになった』

と、

家族Aと共に

わたし自身が”怖れ”を超えて

行動したことを話しました。

それに伴って、他の家族も自分の”怖れ”を越える行動を始める

のを見ることが出来てうれしいことでした。

最近、本を読んだり、体験を通して

カオスから抜け出すのは、

行動を起こし、統合していくことだと感じています。

我慢する(カオスを感じる)世界から

行動して変化を起こす。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

ただ、動くのではなく

自分の意識レベルを上げるために

行動することは、

自己探求し内なるカオスを　

統合させて行く　

 

尊き行いだと思っています。

探究することが怖いというときは、

タイミングが来るまで待てば良いと思います。

でも、いつまで　その場にいられるのでしょうか。　

あなたが　そこにいるのは

水の中から外界を見ている状態で

水の中にいれば、居心地良い

魚座のタイミングだからかも知れません。

春分の日(3月21日)を境に太陽は牡羊座。

活動のエネルギーが次第に内側で燃えるのを

氣付くかたが増えることでしょう。

その場に居づらくなる場面は、

いつか、やってきます。

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

災害という混沌とした状況は、

先に希望を見出すことも出来ず、

行動にも移せない状況だったのを覚えています。

行動することに罪悪感を感じることもありました。

罪悪感を打ち消すために

災害のボランティアに参加した経験もあります。

本来、ボランティアは、

自分が満たされてなければ

愛を分けることはできませんから

自分のために行ったという

自分勝手な面があったと感じています。

そこから

自分を肯定しないと行動できなかった。

さらに

動き出すことに意味を見出し行動に移した記憶があります。  

その経験を経ての今。

わたしたちは、

どんどん罪悪感を手放し

未熟な自分自身であったことを赦し

統合させながら進化しています。

新作八百万の神アート

【毘沙門天-前進する尊さ-】　

毘沙門天信仰の基本は前に進むことなのだそうです。

悩み苦しみは誰にでも必ずあるもので、
迷いがある時には立ち止まってゆっくり考えることが大切ですが、
あまり長く止まっていれば、
動き出す勇気が持てなくなってしまいますし、
何処に向かって進めばよいのかが増々分からなくなるものです。

そういう時に毘沙門天は前に進め、
動き出せと方向性を示して、
悩み苦しむ人の背中を押してくれるのです。

そして、勝負事、商売の神様として知られています。

『ムカデ』は、毘沙門天のシンボル。

前に進むことの尊さをムカデによって示しているのです。

勝負事も商売も

他人任せでは続きません。

いつも、成長をもとめ

チャレンジする姿勢が求められます。

勝負事なら、サポートしてくれるファンの期待があるから、

商売なら、

信頼して求めてくださる顧客のため、

そういった存在に喜んでもらうという責任を果たすために、

怖れを超えて

新しい試みにチャレンジし続けるのです。

尊き行いですね。

八百万の神アート【毘沙門天-前進する尊さ-】は、

前に進む勇氣を与えてくれる

作品です。

宇宙女子博2022桜にて

原画を展示いたします。

それでは今日は、このあたりで・・・(o^^o)

 

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