いつも、ブログをお読み戴きありがとうございます。
土曜日、日曜日に開催したマンダラアートのレッスンの中で
GWで行った奈良・和歌山で学び、
今、理解した時点での”曼荼羅”についてお話をしました。
曼荼羅は、平面(2D)なのですが、
曼荼羅が創造された初めは、
宇宙観をキャッチした人がいて
そのかたのキャッチしたことは、立体(3D)だったと思うのです。
それを、伝えるために平面にしたのが曼荼羅。
空海が生きていた頃の人類は、
地球が丸い、地球が太陽の周りを回っている、
そんなことは知らなかったでしょう。
ガリレオ・ガリレイの生前の様子を調べると・・・
- 1609年 5月オランダの望遠鏡の噂を聞き、自分で製作。以後天体観測を行う。
- 1609年 11月30日、月を観測し月が天体であることを理解する。
- 1610年木星の衛星を発見、このころから、地動説へ言及することが多くなる。
- 1613年『太陽黒点論』を刊行。
- 1615年地動説をめぐりドミニコ会修道士ロリーニと論争となる。
と、あります。
日本の1600年が関ヶ原の戦い(戦国時代~江戸時代)ですからね。
空海の生きていた 西暦800年前後は、
そうとう前のはなし。
『空』という言葉は、あったと思いますが
『宇宙』という概念は、なかったのではないでしょうか。
2024年の今。
わたしたちは、
”目で見えるものだけが全てではない”ことを
理解する人が増えてきました。
先日のヒプノセラピーで
須藤千尋さんから習ったように
見えない潜在意識で
わたしたちの思考も行動も変わるということ。
わたしの描いているアートも
″そもそも見えていない立体感を平面に描いている″という点では
曼荼羅と同じです。
今日のメールマガジンは、 ここからが本題(笑)
23日から開催される
【 世界を繋ぐパステルアーティスト100人展 】に
出展する新作が、
どういうプロセスで目に見える作品になったのか、
お話したいと思います。
先にお伝えしておきますが
″長文″です(笑)
新作【 弥勒の世(The Maitreya`s Dimension) 】
今年の2月
毘沙門天の初寅祭へ行ったとき、
御開帳のタイミングでした。
住職が、太鼓を打ち鳴らしながら、
真言を唱えられる中、
最前列で目をつむっていました。
太鼓の振動が
身体にダイレクトに響き、
音の中に入っていくような感覚でした。
その後、、
オレンジ色の大きな蓮の華が表われ
右周りに回転し始めました(イメージが見え始めました)。
その蓮の周りは、薄紫に輝き、
蓮の上にフラワーオブライフが表われ、
フラワーオブライフも蓮に合わせて、回転しました。
その光景は、なんとも至福で 感激でした。
蓮の花は、
わたしたちの宇宙意識が開いた象徴であり、
フラワーオブライフは、
宇宙間での協力体制を表すものだと、
わたしは信じています。
すぐに この光景を博多の展示会用に描きたいと思いました。
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回転しているような蓮は描けるけれど、
問題はフラワーオブライフでした。
どのように回転しているように見せるのか?
そもそもフラワーオブライフは、平面の図形です。
ここで2ヶ月ほど悩みました。
フラワーオブライフの本をもう一度読んだり、
世界のフラワーオブライフの図形が残る遺跡の写真を見たりしました。
そして、答えが出たのです。
『そもそもフラワーオブライフは平面なので
回転しているように”立体”に描くことが無理!(笑)』
ですから、フラワーオブライフをエネルギー=光と捉えて
描くことにしました。
やっと描き始めると言うタイミングで、
今度は、両手に湿疹が出ました。
それも痒みがひどくて、
集中して描ける氣分ではありません。
2週間経っても快方に向かう気配がないので
もう、描くのは諦めて
過去の作品を出展しようかと思い始めました。
しかし、わたしの内側が描くことを強く勧めているようでした。
4月の終わり、痒みが少しおさまり
『とにかく描こう・・・』と
描き始めたところでした。
GWに入り、
高野山へ行って 帰って来たら
再び湿疹が悪化(泣)
もう、パステルを塗る指が
1本しか残っていませんでした。
”サグラダ・ファミリアのように未完で出そうかなぁ”
”それも、面白いかも・・・”
と、弱腰になった氣持ちが
そんな事を頭に浮かばせたこともありました。
でも内側が こんなカンジで響いてきます。
『どんな状態であっても
それはただの制限。
手が不自由になったら 足で描くとか、
そんな人は、たくさんいる。
ここで、
平清盛が血で描いた(清盛の血曼荼羅)を思い出しました。
わたしの指がガサガサでパステルの乗りが悪かろうが
その状態で描くことにより
今の自分の宇宙が、表現されるのだ!』
そんな言葉を感じて
出来る限り描くことにしました。
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この作品は、
これからの理想の世界の波動を描いたものです。
タイトル
【 弥勒の世(The Maitreya`s Dimension) 】
サイズ 73㎝角 の大きな作品です。
龍は、感じたビジョンにはいなかったのですが、
わたしたちと天(宇宙という解釈でもOK)とを繋ぐ存在として、
弥勒の世では、
自分と宇宙とのやりとりが
スムーズである象徴として、
龍をたくさん入れました。
何柱の龍神さまが描かれているのか、
ギャラリーで原画をご覧になって数えて頂きたいと思います。
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長文を読んでくださり、
ありがとうございました。
さて・・・今日は、二十四節気で小満
この日、太陽は双子座にはいります。
24日には金星が双子座に
そして26日に木星が双子座に入り、
双子座のエネルギー満載のシーズンになって行きます。
次回の投稿は、そういうこともふまえながら
5/23の射手座満月のお話を書きたいと思っています。
それでは今日はこのあたりで・・・(*^_^*)
在廊は、28日(火)15:00くらい~17:00まで
《 これからの予定 》
5/21(火) マンダラアートオンラインレッスン 参加者募集中
5/23(木)~5/28(火) 世界を繋ぐパステルアーティスト100人展出展
福岡アジア美術館
5/28(火)15:00過ぎ~17:00まで在廊します。
6/6(木)・9(日) 龍体フトマニ書講座 参加者募集中
6/13(木) マンダラアート講座ベーシックコースオンライン 参加者募集中
6/15(土) 廣瀬神社マンダラアートレッスン対面 参加者募集中
6/16(日) アトリエレッスン
6/18(火) 竜の日のおはなし会 参加者募集中
6/30(日) マンダラアート講座COZMICコース対面 参加者募集中
7/8(月) マンダラアート講座アドバンスコースオンライン 参加者募集中
7/13(土)廣瀬神社マンダラアートレッスン対面 参加者募集中
7/17(水) マンダラアート講座アドバンスコースオンライン 参加者募集中
※2024年度末までの廣瀬神社マンダラアートレッスンの日程が決まりました。
参加のかたは、日程をダイアリーに記録しておいてくださいね♪ ⇒ ☆
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